はるのの日記

釣りの備忘録です。

竿破折の一番の原因とは・・・

先月の釣りで、釣り竿が折れてしまいました。



 

youtu.be

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


釣り竿の修理代、結構な金額になりますよね・・・

 

 

 

 

これまで釣り竿が折れ、修理した回数は数知れず・・・

 

 

 

 

 

 

私の竿折れ原因トップは以下の通りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

1.砂に触れたまま、手の砂を落とさずに釣り竿を握る

 

 

 

 

 

2.雨の日の釣りで、竿が固着したため強引に押し込む

 

 

 

 

3.仕掛けが木に絡んだ際、無理矢理引っ張る

 

 

 

 

 

4.魚をリリースする際、仕掛けが、服装・タモに引っかかっているのに気がつかず歩く

 

 

 

 

 

 



1.砂に触れたまま、よく砂を落とさずに釣り竿を握る

 

 

 

 

私の竿の破折の一番の原因はこれです。

 

 

 

 

 

魚を釣る。

 

画像を撮るために魚を地面に置く。(タモに入れたまま)

 

砂が付いた魚を手に取る。

 

画像を撮る、魚から針を外す。

 

魚をリリースする。

 

 

 

 

 

この動作の際、魚に付いた砂が手に残ります。

ここでしっかり砂を落とさないとダメです。

 

 

 

魚のリリースも素速くです。

 

 

 

 

素速くリリースしないと、

暴れて手から離れたりしたら、魚が地面に落ちて、魚にダメージに繋がります。

 

そして、魚を拾う際またしても手に砂が付きます。

 

 

悪循環が続くので、とにかく

①素速く針を外す

②一瞬でも早く魚から手を放す

 

 

今の私のレベルでは、これが最も良いと思っています。

(今後、もっと釣りが上手くなったら、変わるかもしれません。)

 

 

 

②一瞬でも早く魚から手を放す

これに違和感を覚える兄貴も居ると思います。

その理由もなんとなく理解できます。

 

 

 

 

その違和感は、私の好きな漫画「釣りキチ三平」の9巻にあります。

 

 

 

 

 

白川由美さんが、リリースをするところに一平じいさんが現われます。

 

そして、一平じいさんは、白川由美さんに諭し始めます。

 

 

一平じいさん(抜粋)

魚をもっと大切にあつかうよう心がけたほうたええだ。

 

魚族保護のため釣った魚を放流することは釣り人として誠に結構じゃが

釣った魚をただ水に投げすてるだけで放流がすんだと思ったら大間違いだべ

 

ようく手を水にひたして(手の)ぬくみ(温み)をとってから魚をつかみ

元気に泳げるかどうか確かめてこそ本当の放流といえる

 

魚は針できずついているんだ。

 

 

 

この発言、私は小学生の頃読みましたが、当時から違和感がありました・・・

一平じいさんの発言、現実無理があると思います。

 

 

 

「ようく手を水にひたして(手の)ぬくみ(温み)をとってから、魚を解放する」

 

 

 

 

釣りをしていて、手の温みをとってから魚をリリースする。

そんなことしている釣り人いるのでしょうか?

 

 

 

 

皆さんおわかりのとおり、魚を釣ったら、まずはリリースではありません。

 

 

最初に行う動作が、魚の取り込み、そして針外しです。

取込むとき、魚をつかむ。

つかむときは、手の温みはどうするの?

 

 

 

 

この場合、竿をもっているので、魚を釣る前に手の温度を下げておくという行為は絶対に不可能です。

 

 

 

 

竿と手を水に入れて、仕掛けを流し、アワセ、取り込みまでやれば可能ですが

そんなことして釣りをしている人はいません(断言!)

 

 

 

 

あの~、一平じいさん、非常に申し上げにくいのですが、

あなたの孫の三平は、手の温みとらずに魚掴んでいますよ。

 

他人の白川由美さんに、もっともらしいリリースを諭す前に、

まず自分の孫に、手の温みをとるため、

取り込みは2メートル級のイトウでも、真冬の2センチのタナゴでも、

魚種を問わず、全て川に飛び込み抱き取りさせることが先だと思うのですが・・・

 

 

 

一平じいさんが、「実は、白川由美さんに水着にさせて抱き捕りを見たかった」というなら、それであれば私も同感できるのですけど・・・

一平じいさんは、そんなタイプではありません!!

 

 

魚を取込むときは、手の温みはとらなくて良い!

ただ、リリースするときだけは、手の温みはとれってか!?

私は、そういうのをダブルスタンダード(二枚舌)と判断します。

(もちろん、この基準は人それぞれです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

釣り人は、とにもかくにも「魚が釣れた!うれしい!」の感情でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

「オレは魚を釣りたい、願ったとおり釣れた。しかし、魚が傷ついている、かわいそう・・・」

なんて思って釣りしてる人いるのでしょうか?

 

 

 

 

やってることと考えていること、矛盾していません?

 

 

 

針を外したら、まずは写真を撮る(笑)。

撮影が終わったら、そのまま魚をつかんで、手を水に入れてリリース

これがほとんどだと思います。

 

 

 

 

私の場合は、針を外した瞬間に、(水に手を入れず)魚から手を放し水に落とします。

それの方が、手の温みから魚を解放させられると考えるからです。

(最近は釣った魚を動画で撮っているので、静止画像の撮影をやらなくなりました。)

 

 

渓流釣りの場合は、水際に立たずに釣りをするので

素速く遠くから放り投げます。

 

一平じいさんの言うように

「釣った魚をただ水に投げすてるだけ」

これは、言い方に明確な悪意が存在しています(笑)

 

 

 

 

魚を手に持って水際まで歩けば、手の温みによるダメージが大きくなるから

私は、とにかく素速いリリースを心がけています。

 

 

 

もっと言えば、針外しの時間が一番キツそうなので、

手の温みをとって水に返すという行為よりも、魚に触れる時間を少なくして、即座に針を外すことの方が大切でしょう。

 

 

 

 

 

まぁ、釣りをすること自体が、魚を痛めつけている行為と認識していますので

私の言う、「素速くリリースがベスト」なんて発言も、偽善なのですが・・・

 

 

 

魚を傷つけたくないからといって、人にそれを強いるのであれば・・・

まず自らの釣りをやめて、魚を労ることを自ら実践しなくてはいけません。

 

 

 

 

個人的な思い込みを他者に押しつけるのは良くない!

 

 

 

話が脱線しましたが

一平じいさんのように釣りの上手な人ほど、魚を多く釣っていますので

その人達が、「魚をいたわる」と言っているのであれば・・・

 

「もう十分すぎるほど釣りをしたので、これからは魚を大切にしたい」

はっきり言えば、それは一平じいさんの傲慢でしょう。

 

 

 

⇨私はまだまだ釣りをしたいので、一平じいさんとはタイプが違う!

 

 

 

 

「自分は釣りが上手い。素人が魚を雑に扱うを改めさせる(自らが素人だった頃の記憶は伏せておくけど)」

 

すみません、これも迷惑です。

あなたひとりで釣りを引退すべきです。

⇨自己満足のためのポジショントークを私に押しつけるのは傲慢

 

 

 

こんなところです。

 

 

 

 



素人こそ、あきらめず下手でも魚を扱う回数をこなす。

それが魚の扱いが上達するコツと思いますけどね。

 

 

 

 

 

一平じいさんに怒られるのを承知で言いますが、

他人に魚を大切に扱うことを諭すよりも、

 

魚紳さんが、釣り場にウイスキーの瓶やたばこの吸い殻を土に埋めていくので

その行動を注意した方が良いと思います・・・

 

 

 

 

 

2.雨の日の釣りで、竿が固着したため強引に押し込む

 

 

 

 

 

雨の日は、竿が固着しやすくなります。

 

 

 

 

雨降りの釣りは、固着を怖れゆるめに竿を伸ばします。

これが良くない!

 

 

 

 

 

何度も降り込むと、遠心力で竿が締め込まれ固着してしまいます。

 

 

 

 

 

また、竿が濡れていると竿の内部が真空状態になり

竿の伸ばしが、いつもより力を要します。

 

 

 

 

すると、竿が滑って一気に伸びて、思わず固着を引き起こしてしまいます。

特に、ズームタイプはこの傾向が強い・・・

 

 

 

 

 

私は、固着を避けるためズームタイプの竿は使っておりません。

そのため、愛用のスナイパーロッドもズームタイプにはしていません。

 

 

固着は質が悪い・・・

・取り込みが困難

・竿をたたんで移動が困難

・固着を直す際、固着した以外のパーツを傷めやすい

 

 

 

 

雨の日こそしっかりと締め込みが必要なのですが、

提灯釣りをしていると、どうしても竿をたたむ回数が多くなり

竿の締め込みが甘くなります。

 

 

 

 

 

 

 

youtu.be

 

 

 

 

 

3.仕掛けが木に絡んだ際、無理矢理引っ張る

 

 

 

 

これは、過去1回だけあります。

0.6号の仕掛けで木に引っかけてしまいました。

 

 

 

 

 

ポイントにあまり近づきたくなかったので

竿を伸ばしたまま、仕掛けと竿を一直線にして引っ張ったら・・・

仕掛けが切れた瞬間に、竿が折れてしまいました。

 

 

 

竿を煽ったわけではないのに、折れるとは・・・

その日から、仕掛けが絡んだら

ポイントを潰してでも、糸を引っ張るようにしました。

 

 

 

 

 

以降、同じ理由による破折はなくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

4.魚をリリースする際、仕掛けが、服装・タモに引っかかっているのに気がつかず歩く

 

 

 

 

これは、以下のブログのとおりです。

 

koxtupesama.hatenablog.com

 

 

 

これらを検証してみると・・・

 

 

私は、根掛かりによる竿の煽りは一回もありません。

 

 

私の竿を傷める原因は、

・雨降りの釣りの固着

 (固着による竿の破折、もしくは雨によるいつもの感覚とのズレ)

 

・魚をリリースする際の所作

 (手か竿に砂が付く、もしくは魚のリリースを考慮しためのいつもの感覚とのズレ)

 

 

 

 

これは、全て練習でクリアーしていくしかありません。

 

 

 

 

 

youtu.be

 

 

他の釣り人なら簡単にこなせることが、私はできない。

いつか他の釣り人と同じようにできるまで練習します。

 

 

 

 

 

次回予告