はるのの日記

釣りの備忘録です。

令和6年のスナイパー釣行(その30_2)



 

 

 

 

さて、これまで同じ渓流へ2回、入渓挑戦しました。

 

しかし、何度も失敗した渓流への再挑戦となると、

過去の記録から、改善点を洗い出ししなくてはいけません。

 

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反省点

・最適のルートを見つけずに、山中を適当に歩く

・道に迷い遭難した

 

 

 

 

 

 

 

これだけは改善しないと、かえって来られないかも知れません・・・

 

 

 

 

そして、一番の課題が・・・

 

 

 

 

 

50歳を過ぎた私と・・・

冒険する仲間が居ないことです。

 

 

 

 

 

 

 

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共に釣りに出かけてくれた、親友の「山村賢二」くんも、50歳になります。

彼も、釣り竿をたたんでしまいました・・・

 

 

 

 

 

 

 

今回の挑戦を「ドラクエ3」で例えれば・・・

勇者ひとりで「ゾーマ」を倒しに行くようなものです。

 

あまりに無謀です。

 

 

 

 

 

 

 

武闘家(攻撃系)が居ないと、ごうけつグマに襲われたとき

対応できません。

 

 

 

 

 

そこで、パーティーを組む仲間を探します。

 

 

 

 

 

いろいろ探したところ、ついに見つけました!

 

 

 

 

 

 

少林寺拳法6段のYさんです。

(これまで、お目にかかったことはありません・・・)

 

 

 

 

 

 

さっそく、私はYさんとコンタクトをとります。

はるの:「一緒に、危険な川へ行ってくれませんか?」

 

 

 

 

 

 

Yさんもかなり驚いたことでしょう・・・

初対面の男から、いきなり「一緒に川へ行ってくれ」なんて言われたので・・・

 

 

 

 

 

私は、熱を込めてお願いしました。

しかし、Yさんの回答は・・・

 

 

 

 

 

 

「痛めた膝が、完治していないので・・・・」

 

 

 

 

 

 

古傷をかかえているのであれば・・・しょうが無いですね。

 

今回の冒険の仲間は、武闘家のYさんしかいないと思っていたので、

この渓流への挑戦は完全にあきらめるしかありません。

 

 

 

 

 

 

時は過ぎ、一ヶ月後・・・

 

 

 

 

なんと、Yさんから連絡がありました!

Yさんは古傷があるのを承知で、一緒に行ってくれるとのこと!

これで、武闘家がパーティーに入りました。

しかもYさんは、「入渓ルート」調べてきてくれました!!

 

 

 

 

 

ドラクエでは、3人以上のパーティーが基本です。

するとYさんがKさんも連れてきてくれるとのこと!

 

 

 

 

6:41

Yさん(右)Kさん(左)と私の初対面のパーティーで入渓します。

 

 

 

 

 

 

いきなり足止めをくらいました・・・

 

 

 

 

 

とりあえず、Yさんの調べたルートで山中に入ります。

 

もちろん、遭難しないようにテープを結んで目印にしておきます。

 

 

 

 

 

過去、私も途中まで到達はできました。

(ここで撤退しましたが・・・)

 

 

 

 

 

 

先頭は、Yさん、

そのあと、Kさん、

しんがりは、はるの

というパーティーが進んでいきます。

 

 

 

 

 

 

私は、過去の遭難経験から、オレンジテープを縛っていきます。

 

 

 

 

 

ここからがキツかった・・・

 

 

 

 

 

ルートを見つけることができず、ひたすらトラバースを繰り返します。

 

 

 

 

 

完全に道を見失い、崖の登り降りを繰り返します。

 

 

 

 

 

しかも、土が粘土質なため靴が滑って、思うほど登ることができません。

 

 

 

 

 

もちろん、チェーンスパイクを装着していましたが、

勾配がキツすぎて、チェーンスパイクのゴムが

左右とも切れて壊れてしまいました。

 

 

 

 

 

 

しばらく歩き続けるとピンクテープがありました。

ついにルートに乗ったか?

 

 

 

 

ルート沿いに歩いて進むと、今度はロープが張ってありました。

ロープは、川に向かって降りていきます。

 

 

 

 

これは正着間違いなし!

と思って、川に向かってどんどん降りていきます。

 

 

 

 

 

 

 

しばらくすると、Yさんが戻ってきました。

「これ以上、進めない・・・これはルートじゃない・・・」

 

 

 

 

 

 

ピンクテープがあるのに、進めない・・・

同じ所をグルグル回りますが、どうしても進めません。

 

 

 

 

 

とりあえず、地図と現在地を突合し、ルートを探します。

これで何度目の打ち合わせになるのか・・・

 

 

 

 

正直、私は余りにキツくて、これ以上進むのが無理でした。

 

 

 

 

最初からルートでない所を彷徨い続けて、2時間以上経ち

私は、精神が持ちませんでした。

 

 

 

 

 

はるの「次にルートを見つけられなかったら撤退し、次回再チャレンジしましょう」と発言しました。

 

 

 

 

 

 

この発言の直後、ついにルートを見つけました!

 

 

 

 

 

 

ここは帰り道間違いなし!

私は、壊れたチェーンスパイクを置いて荷物を軽くします。

 

 

 

 

 

 

小さな沢がありました。

ここで場所を特定します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



沢の遙か下に、目的の川が流れています。

(ここで滑落したら、最愛の家族とお別れになってしまいます。)

 

 

 

 

 

 

9:42 歩き始めて、3時間後ついに入渓に成功しました!

 

 

 

 

 

 



見たこともないような、大きな岩があり

ただただ驚くばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

河原に到着して、5分も歩くと渡渉ができないところに到達してしまいました。

 

 

 

 

 

 

ここで、ようやく釣りをしてみます。

しかし、流れが速くてポイントもありません。

 

 

 

 

そのため、渓流釣りはボウズでした。

 

 

 

 

 

 

Yさんは、ここでザイル(ロープのこと)を使い渡渉を試みます。

しかし、危険なのであきらめました。

 

 

 

 

私は、渓流釣りの経験から、直感でここの渡渉は危険と思いましたが、

ザイルを使った渡渉も見てみたかったので、残念です。

 

 

 

 

 

水温は10度、川に流されたら大変です。

 

 

 

 

 

釣りは5分で終了しましたが、ここで撤退します。

渇水期に来てみて、もう少し上流へ行ってみます。

 

 

 

 

ここには、岩山の洞窟もありました。

 

 

 

 

 

 

 

帰りは、ロープがあるのでそれに沿って進みます。

 

 

 

 

 

 

10:48 ここを撤退します。

 

 

 

 

 

 

11:26 休憩場所に到着しました。

ここで壊れたチェーンスパイクを回収します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所々にロープがあるので、人は入っているようです。

今回は、完遂できませんでしたが、次回再チャレンジするときは大丈夫でしょう!

 

 

 

 

 

時間を掛けて、地図と突合しながら復路を進みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12:26 到着

 

 

 

 

今回は、渓流の遡行・渓流釣りができませんでしたが

最低限のノルマ、入渓が達成できました。

 

 

 

 

 

おふたりとも、今日はお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

 


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