令和3年9月28日(火)
私は、必ず何回か源流釣行に行っているのですが、
今年は、転勤がありあまり源流釣行に行けませんでした。
今回は、私の体力調査もかねて遠山川源流釣行に行ってきました。
実は、この時期に遠山川源流釣行に行ったことはないので、
釣果も楽しみでありながら、ヤマヒルの血鬼術対策を万全にして臨みます。
久しぶりなので、道に迷った際はいったん戻り、
杣道を確かめながら、遠山川源流へ向かう地図を作っていきます。
往路の注意ポイント
復路の注意ポイント
ヤマヒル対策に、虫除けを吹きかけておき
更に、素早く歩くために・・・
ズゴックに搭乗します。
チェーンスパイクのおかげで、予定よりも10分早く入渓できました!
駐車場から2時間30分歩いて、無事入渓することができて嬉しい!
「入渓は楽じゃないけど、幸せだな・・・」
と思っていたら、
脳裏に「そして、幸せが壊れるときは、いつも・・・血の匂いがする」
との台詞がナチュラルに浮かんできました・・・
我に返り、ふと指先を見るとヤマヒルがついて、今まさに吸血しようとして居るではありませんか!!
ヤマヒル!俺はおまえを逃がさない!どこへ行こうと地獄の果てまで追いかけて、必ずお前の首に刃を振るう!絶対にお前を許さない!!
私は容赦なくヤマヒルの首にハサミ(ミニ)の刃を振るいました!!
鬼舞辻無惨さまに対する竈門炭治郎の気持ちというものが、
私は、ヤマヒルによって初めて心の底から理解できました。
さて、この渓流に入渓者はなし!結構入れ食いになるんじゃないの?
しかし、私の期待に反して全くアタリがありません・・・
これを一匹釣るのも苦労します。
アタリが出せなかった理由は後にわかるのですが、
原因はエサにあったようです。
あるポイントで、仕掛けを流すと
目印に反応して、尺上と思われるイワナがモジリました。
オモリを軽くして、ハリスを長くしたり
オモリを外して、ブドウ虫で流したり
いろいろしますが、二度と出てきませんでした。
上流から流せばなんとかなるかもしれませんが、
源流釣行ならではのボサがあり、それもできません。
残念です。
しかし、源流釣行は楽しいですね。
先行者の足跡を見ないで釣りをするのは、ストレスがないですから。
(ヤマヒルの血鬼術による攻撃に、全集中しなければならないストレスはありますが・・・)
遠山川のヤマトイワナです。
9寸のヤマトイワナも出ました!
やっぱり、イワナは9寸ないと見栄えしないですね。
しかし、遠山川のヤマトイワナ・・・
いつ釣っても、目が真っ黒なんですが・・・
他の地域のイワナもそうなのかな?
目が真っ黒なので、違和感を覚えるのですが・・・
ここで失敗が・・・
何回か流し、対岸に移るため渡渉したら、
2匹の大物(尺あったのかもしれません)が深場へ落ちていく姿が見えました・・・
次回、気をつけよう!
ここのポイントは・・・ダメでした。
高低が厳しい源流釣行ですが、なんともいえない楽しさがありますね!
ここで、標高1000Mです。
48歳でも十分源流釣行に耐えられますね!
ここで、午後3時です。
入渓地点から2時間30分かかることを逆算すると、ここで撤退です。
ちなみにここで2匹釣ったので、上流にはまだ岩魚は居ると思います。
復路でチャナメツムタケを見つけたので頂戴しました。
これもチャナメツムタケのようです。
気のせいかもしれませんが、チャナメツムタケいい香りがしました。
このキノコは何だかわからないので、手を出しませんでした。
これは食べられるキノコかな?
このキノコも食べられるのかな?
この時期の遠山川源流釣行
ヤマヒル対策をしっかりしていれば、あまり引っ付かれないこともわかりました。
8時30分から15時まで釣りをして、12匹で終了です。
往復5時間の歩きがありましたが、
キノコも採れたし、
遠山川源流の地図もできたし、
楽しい遠山川源流釣行ができました。
夕飯は、遠山川のヤマトイワナのフルコースです。
・ヤマトイワナの塩焼き
・ヤマトイワナの刺身
・ヤマトイワナの剥き身
そして、チャナメツムタケのお味噌汁
季節の素材を使った料理は美味しいですね!